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【脱毛で硬毛化?】原因や対策/見分け方やそれは治るかについて

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せっかく脱毛しているのに、毛が細くならず『太くなってしまった』なんて聞いたら不安になってしまいますよね。

この記事では、これから脱毛をしようという方に、脱毛の副作用、硬毛化について以下のことを解説していきます。

  1. 硬毛化の原因
  2. 硬毛化の症状
  3. 硬毛化が起こりやすい部位
  4. 硬毛化の予防方法
  5. 硬毛化の対策方法

この記事を読めば、硬毛化を予防や対策をすることができますよ。

硬毛化とは?症状・原因/硬毛化が起こりやすい部位は?

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硬毛化って何?/多毛化・増毛化とは?

光脱毛やレーザーによって脱毛をしているのに…

  • 毛が細くならず太くなった気がする
  • 毛の量が減るはずが、増えてきてしまった

このよう方は、脱毛の副作用である『硬毛化』や『多毛化』『増毛化』が起こっているのだと考えられます。

硬毛化とは『光脱毛』や『レーザー』で照射した毛が、照射前と比較して太くなってしまったり、硬くなる症状のことです。

レーザー脱毛の場合、4~5回ほど施術した後に硬毛化する方が多いといわれています。

発症するのは100人に1人という1%ほどのなので、そんなに不安になる必要がありません。

硬毛化と似ている症状で『多毛化』『増毛化』という症状もあります。

『多毛化』『増毛化』は光脱毛やレーザーで照射しているにもかかわらず、今まで毛が生えていなかった毛穴から、毛が生えてきて毛が増えてしまう症状です。

毛穴が増えたということではなく、今まで休止状態だった毛穴が活性化し、毛が生えてきたのです。

では、なぜ硬毛化が起こるのか、原因を解説していきますね。

硬毛化の原因1・レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こる

硬毛化の原因1つ目は、『レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こる』です。

実は、硬毛化が起こる詳しいメカニズムはわかってはいません。

ただ、光脱毛の副作用として起こるので、レーザーや光(フラッシュ)を照射することで起こるということは、確かですね。

レーザーや光(フラッシュ)での脱毛は、メラニン色素に反応する光を照射することで、毛根に熱によるダメージを与え、毛の成長を抑制させます。

しかし、照射パワーが弱いなどで毛根に十分にダメージを与えることができなかった場合、反対に毛が活性化することで毛が太くなるのではないかという説もあります。

『麦の成長』を促すためにあえて踏みつぶした経験があるのですが、それと似てますね。

医療レーザー脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある

医療レーザーには、ダメージを与える仕組みが異なる複数の脱毛方式があります。

中でも、古くから使われている『熱破壊式』という、メラニン色素に反応して毛根に熱ダメージを与えるタイプの『医療レーザー脱毛』は、硬毛化が起こる可能性が高いのです。

メラニン色素に反応する『医療レーザー脱毛』は、メラニン色素が多い太い毛への反応が強いので、太い毛にはダメージを与えやすいのですが、メラニン色素が少ない産毛にはダメージを与えにくいという特徴があります。

後ほど詳しくご説明しますが、硬毛化はワキやVIOといった太い毛が生える部分では起こりにくく、うなじや背中といった産毛が多い部分で起こりやすいのです。

照射されたものの、強くダメージを与えられるほどでもなかった産毛が活性化することによって硬毛化すると考えられています。

光(フラッシュ)脱毛でも硬毛化は起こる可能性がある

エステサロンで行われる『光(フラッシュ)脱毛』にも医療用レーザーと同様に、複数の脱毛方式があります。

中でも、多くの脱毛サロンで採用されている『IPL方式』は、熱破壊式の医療レーザー脱毛器と同じ仕組みで、毛に成長を抑制させる効果があります。

そのため、光(フラッシュ)脱毛の中でも『IPL方式』の光脱毛の場合、硬毛化は起こる可能性があるのです。

『IPL方式』の光脱毛は、熱破壊式の『医療レーザー脱毛器』と同様、毛の中のメラニン色素に反応し熱によって毛根にダメージを与えて毛の成長を抑制させます。

ワキやVIOといった太い毛はメラニン色素が多いので、強く反応しますが、メラニン色素が少ない産毛は、ダメージを与えにくいので活性化して硬毛化が起こる可能性があるのです。

家庭用脱毛器でも硬毛化は起こる可能性がある

自宅で手軽に光脱毛ができる家庭用脱毛器が流行りで、VIOや髭など全身に対応できる商品も販売されています。

家庭用脱毛器でも、硬毛化は起こる可能性があります。

家庭用脱毛器は、多くのエステ脱毛で採用されている『IPL方式』が採用されているのです。

一部『家庭用レーザー脱毛器』もありますが、家庭用に照射レベルを抑えたメラニン色素に反応するレーザーが使用されている商品です。

自宅で手軽に、脱毛サロン並みのクオリティで、脱毛ができるというのが魅力的といえます。

家庭用脱毛器は、自宅で素人が使う商品なので、エステサロンで使用されている脱毛器よりも照射パワーが弱く設定されているのです。

そのため、産毛に対してダメージを与えにくく、家庭用脱毛器でも硬毛化は起こる可能性があるのです。

楽天のレビュー数が15万件を誇る人気No1の家庭用脱毛器ケノンの口コミは、こちらの記事を読んでくださいね。

関連ページ:【ケノンの口コミ】家庭用脱毛器でムダ毛は?効果は?最悪なことは?

現時点では硬毛化の原因は解明されていません

一説によると、硬毛化の原因は、メラニン色素に反応する脱毛器が毛にダメージを充分に与えることができず、毛が活性化することが原因とされています。

しかし、現時点では硬毛化の原因やメカニズムはわかっていません。

硬毛化の原因はわかっていませんが、色白の人になりやすいと言われています。

色が白い方が黒い毛がよくわかるので、産毛が生えてる部分の毛が硬毛化した時により目立ちます。

そのため、照射しているのに毛が太くなったように感じたり、毛が増えたように感じる方が多いのでしょう。

また、硬毛化する人の割合としては、100人に1人ということで、光脱毛のやレーザー脱毛をしたら必ず硬毛化するということではないということを理解しておきましょう。

硬毛化の症状1・毛質の変化(毛が太く硬くなる)

硬毛化の症状は、その名の通り毛が太く硬くなるという毛質の変化が起こります。

エステサロンで行うことができる光脱毛では、うなじは5~6回の施術で毛が細くなる、毛の量が減ったといった効果が見られるもの。

しかし、5~6回使照射しても毛が細くならず、太くなってきたり毛の量が増えた場合には、硬毛化や多毛化・増毛化の症状が出ているのかもしれません。

硬毛化はもともと太い毛が生えている部位にはほとんど起こらないのですが、産毛が生えている部位の毛が太くなります。

産毛も含めてムダ毛が気になるから脱毛をしているのに、毛が抜け落ちることもなく、もともと細かった毛が太くなってしまったら、よけい気になりますよね。

硬毛化の症状2・うぶ毛が多い部位にできやすい

硬毛化は、太い毛が生えるワキやVIOでは起こらずに、うなじやフェイスラインなど産毛が生えやすい部位にできやすいと言われています。

特に肩やうなじは硬毛化しやすい部位なので硬毛化するのが嫌だなと不安になる場合は、肩やうなじを避けて照射してもらうとよいでしょう。

前述したように、 硬毛化の原因ははっきりと解明されていないのですが、産毛が生える部位で硬毛化が起こりやすいというのはわかっています。

産毛は、細く、色素も薄いのでメラニン色素が少ない毛です。

そのため、多くの脱毛サロンやクリニックで採用されているメラニン色素に反応する脱毛器では、産毛へ十分にダメージを与えることができません。

ということはメラニン色素に反応する、脱毛方式によるものではないかという見解なのでしょう。

硬毛化が起こりやすい部位は?

硬毛化が起こりやすい部位は以下の通り。

硬毛化が起こりやすい部位 うなじ、肩、ヒップ、ウェスト
硬毛化が起こる可能性がある部位 フェイスライン、胸、二の腕、ひじ上、お腹、太もも、背中

特にうなじ、肩は産毛の量が多いので硬毛化のリスクが高い部位です。

心配な場合は、脱毛しない方がよいでしょう。

また、以下の体質の方も硬毛化が起こりやすいと言われています。

  • もともと毛が薄い
  • 毛の密度が高い
  • 毛根の位置が深い

体質的に細い毛が多い場合には、脱毛器の反応が鈍くなるので、一般的に硬毛化が起こりにくい部位でも硬毛化が起こる可能性があります。

毛の密度が高い場合は、照射しにくく効果にバラ付きが出てしまうからです。

毛根の位置が深い場合も、波長の長さによっては熱エネルギーがしっかりと届かず、ダメージを与えにくくなるので、硬毛化が起こりやすい体質です。

硬毛化の予防方法/硬毛化になってしまったときの対策

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硬毛化の予防方法1・サロンやクリニックでムダ毛処理をする

現在販売されている家庭用脱毛器は、メラニン色素に反応する脱毛方式が採用されているので、自宅で光脱毛をする場合、硬毛化になる可能性があります。

硬毛化を予防するためには、脱毛サロンやクリニックでムダ毛処理を行いましょう。

脱毛方式の中には、産毛にも効果が高い『蓄熱式(SHR)方式』というのがあります。

硬毛化を予防するには、『蓄熱式(SHR)方式』を採用している脱毛サロンやクリニックでムダ毛処理をすれば、硬毛化を予防することができるのです。

クリニックや脱毛サロンで脱毛を行う場合、産毛にも効果がある以下の脱毛器が使われているところを選ぶようにしましょう。

産毛に効果がある脱毛器
  • ソプラノアイスプラチナム・・・クリニック
  • メディオスターNextPro・・・クリニック
  • SHR式脱毛器・・・脱毛サロン

それぞれの脱毛器の特徴を紹介します。

うぶ毛に適した脱毛器・ソプラノアイスプラチナムについて

特徴
  1. 蓄熱式(SHR方式)の脱毛器
  2. 3種類の波長の光を同時に照射する
  3. 皮膚表面を冷却しながら照射可能
  4. 痛みが出にくい
  5. 照射スピードが早い

ソプラノアイスチタニウムは、医療用脱毛で使用される『蓄熱式(SHR方式)のレーザー脱毛器』で永久脱毛をすることができます。

ソプラノアイスチタニウムは、低出力のレーザーを照射し、毛包を熱を持たせることで、発毛の司令塔である『バルジ領域』にダメージを与えることで毛の成長を抑制。

毛の中のメラニン色素に反応する従来の『熱破壊式レーザー脱毛器』と比較して産毛への効果が高いという特徴があります。

ソプラノアイスチタニウムは、波長が異なる以下の3種類のレーザーを一度に照射することができるので、さまざまな毛質に対応することができるのです。

3種類のレーザー
  1. アレキサンドライト…太い毛に適している
  2. ダイオード…色黒肌や産毛に適している
  3. ヤグ…根が深い毛に適している

『SHR方式』は、熱破壊式と比較して痛みが出にくく、じんわりと温かみを感じる程度なので、痛いのが苦手な方に適しているといえるのです。

また、『ソプラノアイスチタニウム』は、照射面に冷却システムが搭載されているので、肌表面を冷やしながらクルクルと照射口をスライドさせて施術を行います。

全身でも90分~120分とスピーディーにお手入れが可能です。

うぶ毛に適した脱毛器・メディオスターNextProについて

特徴
  1. 蓄熱式(SHR方式)の脱毛器
  2. 2種類の波長の光を同時に照射する
  3. 色黒、敏感肌、トラブル肌でも照射可能
  4. 肌トラブルが少ない
  5. 照射スピードが早い

『メディオスターNextPro』は、医療脱毛で使われている『蓄熱方式』の脱毛器です。

前述した『ソプラノアイスチタニウム』と同じように、毛包に熱を持たせることで、発毛の司令塔である『バルジ領域』にダメージを与え毛の成長を抑制するので、産毛にも効果を発揮します。

波長が異なる2種類のダイオードレーザーを照射し、毛の元となる細胞や組織を破壊することができるので、永久脱毛ができるのです。

痛みが出にくく肌にやさしいので、敏感肌やトラブル肌にも照射可能。

メラニン色素に反応する脱毛方式とは異なるので、日焼け肌でもOKです。

また、しっかりと肌を冷却しながら照射が可能なので、火傷や赤みといった肌トラブルになりにくいという特徴があります。

うぶ毛に適した脱毛器・SHR式脱毛器について

特徴
  1. 蓄熱式の脱毛器
  2. 永久脱毛はできない
  3. 日焼け肌や金髪にも照射可能
  4. 痛みが出にくい
  5. 最短2週間から1カ月間隔で通える

一部の脱毛サロンでも『SHR方式』の脱毛器が使われています。

前述した『ソプラノアイスチタニウム』と同じように、毛包に熱を持たせることで、発毛の司令塔であるバルジ領域にダメージを与え毛の成長を抑制するので、産毛にも効果を発揮

脱毛サロンの『SHR方式』は、医療用と比較して照射パワーが弱いので永久脱毛をすることはできませんが、施術回数が増えれば永久脱毛とほぼ同じように毛が生えない状態を維持が可能です。

発毛の司令塔である『バルジ領域』がターゲットなので、日焼け肌や金髪でも照射可能で、産毛にも効果を発揮しますよ。

毛周期に関係なく効果を発揮させられるので、最短で2週間~1カ月に1回の頻度で照射ができるので、早く回数を重ねることができるというメリットがあります。

硬毛化の予防方法2・セルフ脱毛を行う

硬毛化を予防したいなら、セルフ脱毛を行いましょう。

硬毛化が起こる可能性がある『IPL方式』の光脱毛器や熱破壊式の『レーザー脱毛器』で定期的に照射を行うことで、毛が生えにくい状態を作ることができます。

一方、セルフ脱毛とは除毛になるので、毛が生えにくい状態を作ることはできません。

そのため、セルフ脱毛を行う頻度は高くなるのですが、硬毛化を予防できるというメリットがあります。

硬毛化しにくいワキやVIOなどの部位は、脱毛サロンやクリニックで脱毛をして、硬毛化しやすい産毛が生えている部位をセルフ脱毛するとよいですね。

産毛にも効果的な、以下の2つのセルフ脱毛について紹介します。

  1. 除毛クリーム
  2. 電気シェーバー

除毛クリーム

除毛クリームは、広範囲の場所を脱毛するのに適しているセルフ脱毛法です。

毛のタンパク質を溶かす成分『チオグリコール酸カルシウム』が有効成分として配合されています。

すね毛や腕毛など広範囲の場所に塗って、設定された時間放置することで、するっと毛が抜けるのです。

チオグリコール酸カルシウムは匂いが出るのですが、最近では良い香りで匂いを軽減させたり、美容成分が配合されている除毛クリームもあります。

肌に直接塗るので、成分が体質的に肌に合わず、赤みや痒み、湿疹などの肌トラブルが起こる場合があります。

初めて使用する場合には、パッチテストをして肌に異常がないことを確認してから使うようにして下さい。

VIOには使用することができないので、VIOのセルフ脱毛には適していません。

電気シェーバー

電気シェーバーは、脱毛サロンでも推奨されている肌にやさしいセルフ脱毛方法です。

髭用の電気シェーバーのように、刃が直接肌に触れないようにネットの中に刃が内蔵されていたり、顔の産毛剃りに使えるI字タイプの商品もあります。

肌がたるんでいる部分は、指で引っ張ってハリを作りながらジェービングをすると剃りやすくなります。

毛の生えている向きに沿って、刃を動かすようにすると剃りやすいですよ。

電気シェーバーは、VIOのセルフ脱毛に使用することもできます。

顔剃り用の電気シェーバーでVIOのセルフ脱毛をしてもOKなのですが、お風呂で使えない商品が多いです。

VIOのセルフ脱毛用に専用の電気シェーバーも販売されていて、VIO専用の電気シェーバーは防水タイプの商品もあるのでお風呂で使うこともできます。

硬毛化の対策1・サロンやクリニックでの施術を続ける(再照射も含む)

硬毛化は産毛が太くなる状態なので、毛が細い時よりもメラニン色素に反応する脱毛器の反応が高くなり、脱毛効果が高まる可能性があります。

そのため、 硬毛化したとしても、脱毛サロンやクリニックで施術を継続していけば、しっかりとダメージを与えることができるので、硬毛化が解消されるでしょう。

硬毛化は5~6回の初期の段階で起こるので、多くの脱毛サロンやクリニックでは、硬毛化が起きてもそのまま施術を続ける場合が多いようです。

中には再照射を無料で行ってくれる場合もあるので、相談してみて下さいね。

症状によっては照射パワーを上げて施術をしたり、蓄熱方式の脱毛方式に変えるなどして対応することがあるので、脱毛サロンやクリニックに相談するようにしましょう。

硬毛化の対策2・サロンやクリニックに相談してしばらく施術をお休みする

硬毛化してしまった場合、サロンやクリニックに相談してしばらく施術をお休みするという方法もあります。

毛には『毛周期』というのがあり、一定の周期で生え変わりが起こっています。

硬毛化が起こりやすいうなじの毛周期は約2ヶ月

施術をお休みしている間に、硬毛化した毛が自然に抜け落ちた後、生え変わった毛は元の太さになっている場合もあります。

脱毛サロンやクリニックでは、有効期限が決まっているものです。

休止の手続きをせずに有効期限が過ぎてしまった場合には、残った回数を消化できずに退会という形になります。

脱毛サロンやクリニックには休止制度がある場合があり、有効期限を延長することもできるので、休止の相談をするようにしましょう。

硬毛化した毛が自然と抜け落ちるのを待つ

前述したように、毛は生え変わります。

何もしなくても日々毛が抜け落ち、しばらくすると新しい毛に生まれ変わるのです。

何もしないとなると硬毛化した毛が生えている状態を維持しているので、ムダ毛を処理したいと考えることもあるでしょう。

硬毛化している間は、毛抜きやワックス脱毛はしないようにしましょう。毛抜きやワックス脱毛をすると『毛周期』が乱れ、脱毛を再開した時に脱毛効果が得られなくなることがあるからです。

硬毛化した毛も自然と抜け落ちるので、なるべく自己処理をせず、そのまま放置して生え変わるのを待ちましょう。

生え変わった毛は、硬毛化してないことがあります。

ただし、人によっては生え変わった毛も、また硬毛化しているという場合もあります。

その場合には、照射を繰り返すか、ニードル脱毛に切り替えるということも検討しましょう。

硬毛化の対策3・ニードル脱毛(針脱毛)を検討する

再照射をしても、毛が自然に抜けて生え変わっても硬毛化の改善が見られない場合『ニードル脱毛』を検討するという方法があります。

ニードル脱毛は最終手段。

ニードル脱毛は、毛穴に電気が流せる細い針を刺し、電気刺激により毛根の細胞にダイレクトにダメージを与えることができます。

そのため、硬毛化が改善しないしぶとい毛にも効果を発揮するのです。

永久脱毛もできます。

しかし、ニードル脱毛は1本1本施術を行うので、とても時間がかかり強い痛みを伴う脱毛方法となります。

医療行為なので、クリニックでのみ行うことができるのですが、ニードル脱毛ができるのは一部のクリニックです。

1本の処理に数百円と言う費用がかかるので、全部を処理しようとしたら高額になるというデメリットがありますが、保険として検討しておきましょう。

硬毛化のよくある質問/見分け方は?

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硬毛化を放置するとどうなる?酷くなる事はない?

A:自然と毛が生え変わり元通りを期待して、時間の経過を待っても硬毛化が治らないケースよくなるケースもあります。刺激をしない限り悪化することはありません。

硬毛化の原因というのは、未だに究明されていません。

硬毛化に対し放置をよしとすることを、良い・悪い両方の意見があります。

放置を良いとする意見は『毛周期』に任せることで、自然に元の太さに戻る可能性を期待する考え方です。

ただ個人差があるため、放置してよくなるケースもそのままのケースもあるでしょう。

毛抜きやブラジリアンワックスなどで毛根から抜いてしまうと、次の脱毛に効果が得られなくなるので避けてください。

硬毛化はサロンやクリニックで再照射の相談はできる?

A:無料で再照射を受けられるサロンやクリニックもあります。対応はそれぞれで違いますので、相談をしてみてください。

硬毛化を急ぎで処理したい場合は、針脱毛がおすすめです。

その場合、お金も必要となるので、どうしてもの時の得策だと思っておきましょう。

硬毛化が起こってしまった場合、同じ脱毛機・同じ条件で照射を続けても改善がされにくいと考えられるのです。

ですので『出力を上げる』『波長を変える』『脱毛器を変更する』などの対応が取られます。

硬毛化の保証付きの脱毛クリニックであれば、脱毛コースの完了後でも無料で脱毛し直すことが可能です。

脱毛の契約時で『硬毛化』の可能性までを考えて契約していれば問題ありませんが、中々そこまで話ができていない場合も多いでしょう。

まずは、対応をしてもらったサロンやクリニックに相談をしてみましょう。

光脱毛よりも医療脱毛の方が硬毛化になる可能性は高い?

A:脱毛サロンで行う『光脱毛』クリニックで行う『医療脱毛』自宅で行う『家庭用脱毛機』どの方法でも硬毛化は起こる可能性があります。

硬毛化は、どこのクリニック・サロンでも、どの脱毛機でもリスクが起こる可能性があります。

硬毛化には様々な仮説があり、今だもって原因や根拠が解明されていません。

ただ、レーザーの波長により、硬毛化の起こりやすさが変わるという意見もあります。

毛根が完全に破壊されず、レーザーの熱で活性化されている可能性が考えられているのです。

レーザーは黒いメラニン色素に反応する特徴があり、産毛のような薄毛には熱が中々伝わりません。

そのため、産毛のような薄毛ほど、レーザーの熱による硬毛化を考えるのが自然といえるでしょう。

毛の1本1本を電気処置をする『医療針脱毛(ニードル脱毛)』は、硬毛化にも対応できる唯一の脱毛法です。

硬毛化になる確率はどのくらい?稀な現象って本当?

A:硬毛化の発生率は1〜10%程度と様々な説があります。日本のクリニック統計では1%です。

硬毛化になる確率というのは、世界規模のデータは高め。

日本の医療脱毛は、硬毛化になる確率は1%です。

つまり100人に1人と考えると高いとはいえないのではないでしょうか。

硬毛化に予防法はなく、誰でも起こる可能性があります。

ただ、硬毛化になりやすい人の特徴というものはあるものです。

硬毛化の特徴
  • 20代〜30代前半
  • 色白
  • 産毛の部位(顔・肩・背中・二の腕)
  • 極端に痛みに弱い人
  • 4〜5回目の施術後に起こることが多い
  • 毛穴が開き気味

日本では極稀なケースではありますが、硬毛化が発生する可能性があるといえます。

硬毛化を見分けるポイントは?

 

施術後どのくらいで硬毛化の症状が現れる?

A:硬毛化を自分で判断は難しく、気付くのは施術から1ヶ月半〜2ヶ月程度経った頃が多いです。

硬毛化というのは、照射後すぐに起こる症状ではありません。

照射後、しばらくして生えてきた毛が、徐々に硬毛化していくからです。

ですので、まだ毛が生え揃わないうちに毛が濃くなったような気がしても、硬毛化と判断するのは早いかもしれません。

硬毛化と見間違えるケース
  1. カミソリで処理後、後日生えてきた毛が太い。毛穴が黒く目立つ
  2. 前回の脱毛後より今回の脱毛後の方が毛が濃い

カミソリで自己処理をした後の断面は太く、毛の断面が肌から透けて見えるもの。

また、毛には『毛周期』といって生えてくるサイクルが1本1本違います。

ですので、前回の脱毛後よりも多くの毛が『成長期』に入ることで、それだけ多くの毛が生えてくることで、より濃く見える可能性があるのです。

硬毛化に気づいたなら自己処理はせず、医師に相談しましょう。

何回くらいの照射で硬毛化することが多い?

A:4〜5回目の施術後に起こることが多いと報告があります。

硬毛化が起こるまでの照射回数は、一概に何回目~起こるとはいえません。

実際の報告は、数回〜数十回まで非常に幅があるからです。

ただ、4~5回目の施術で硬毛化が発生することが多いともいわれます。

1回目〜2回目の施術では、硬毛化はあまり見られないません。

4〜5回目の施術後から多くなるので、照射後の肌の状態を気をつけてチェックしておくと安心です。

うぶ毛が多い部位に硬毛化することが多い?

A.産毛が多い部位で硬毛化が起こる可能性があります。

硬毛化が起きやすい部位は、産毛が多い、うなじ、肩、ヒップなどです。

もともと太い毛が生えているワキやVIOは、ほとんど硬毛化が起こらないといわれます。

メラニン色素が少ない産毛は、脱毛器によっては毛根に充分ダメージを与えることができません。

中途半端に刺激された毛は、毛の成長を抑制するのではなく、負けじと活性化することにより、硬毛化が起こるのだと考えられています。

特にうなじや肩は産毛が密集している部位なので、脱毛器が反応しにくい毛も出てきてしまい硬毛化が起こる可能性が高い部位です。

硬毛化が心配な場合は、メラニン色素に反応する脱毛器で照射をしないようにしましょう。

硬毛化したムダ毛を自分で抜いても良い?

A.抜くのはおすすめしません。

ムダ毛を抜くという方法は、毛周期が乱れ、次に脱毛サロンやクリニックで照射をした時に効果を得られなくなってしまう場合があります。

また、毛を抜くことは以下のようなトラブルの原因となるので、ムダ毛を抜くという自己処理はしないようにしましょう。

トラブル
  1. 硬毛化の原因となる
  2. 毛穴や毛根が傷つく
  3. 色素沈着する場合がある
  4. 毛嚢炎になりやすくなる
  5. 埋没毛になる場合がある

毛を抜くと毛穴が活性化し、再び硬毛化した産毛が生える場合があります。

また、毛抜きは肌への負担が大きく、毛穴や毛根から出血してしまう恐れもあるのです。

傷ついた毛穴に雑菌が入ってしまうと、毛穴の奥が炎症したり痛みを伴う毛嚢炎を引き起こす場合もあります。

無理に抜かなくても毛周期に合わせて自然に抜けていくので、刺激を与えないようにしましょう。

硬毛化って何?症状や予防方法についてまとめ

脱毛の副作用、硬毛化について原因や予防方法などを解説しました。

硬毛化の症状や予防方法まとめ

硬毛化の原因
解明されていないのですが、一説によると照射が十分でない場合ムダ毛が活性化することで、毛が太くなるのではないかと考えられている

硬毛化の症状
うぶ毛が生えている部分の毛が太くなり、毛が増えたように感じる

硬毛化が起こりやすい部位
特にうなじや肩が硬毛化する可能性がある

硬毛化の予防方法

  1. 蓄熱方式(SHR方式)の脱毛法を行う
  2. 電気シェーバーや除毛クリームでセルフ脱毛を行う

硬毛化の対策方法

  1. 硬毛化してもそのまま照射を続ける
  2. 脱毛を休んで硬毛化した毛が自然に抜けるのを待つ

産毛は硬毛化する可能性があるということを考慮して、脱毛を行うようにしましょう。

硬毛化させたくないという場合には、『蓄熱方式』を採用しているクリックや脱毛サロンを選ぶようにして下さい。

家庭用脱毛器には『蓄熱方式』のものは今のところ発売されていません。

おうちで産毛や薄毛の脱毛を行う場合には、電気シェーバーや除毛クリームで『除毛』という形になります。

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