最近では、おうちで手軽な価格の家庭用脱毛器でサロンレベルの脱毛をする人が増えてきています。
家庭用脱毛器は気軽に使うことができるので、毎日使えば脱毛効果が高まると思っている人も多いでしょう。
この記事では、家庭用脱毛器を使う頻度についてまとめました。
- 家庭用脱毛器はどのくらいの頻度でお手入れすると効果があるの?
- 毛が薄くなった場合の頻度は?
などと悩みのある方でも、この記事を読めば家庭用脱毛器で効果的に脱毛を行うための頻度がわかりますよ。
Table of Contents
家庭用脱毛器メーカーごとの使用頻度のまとめ
家庭用脱毛器は、自宅で使いやすいモデルが多くでています。
自分のペースで照射をすることができるので、脱毛する予定、頻度など全て自分のさじ加減になるわけですが、誰だって効率的に脱毛をしたいもの。
普段からムダ毛のない状態を維持したいのであれば、メーカーの推奨する1~2週間に一度の頻度が理想です。
ただ、1回にかかるお手入れ時間は使う家庭用脱毛器のモデルによって異なってきます。
1~2週間に一度の頻度と聞くと、何となく面倒に感じますよね。
短時間で照射を済ませたいのでならば、時短モデルがおすすめ!
また、面倒な冷却が苦手だという人には、冷却機能付きモデルがおすすめです。
家庭用脱毛器は、定期的に医療脱毛やサロン脱毛に通うのが面倒な人や、他人に身体を見られることに抵抗がある人にぴったりだといえるでしょう。
多くの脱毛器は1~2週間に1回の使用を推奨している
家庭用脱毛器メーカー | メーカー推奨使用頻度 |
ケノン | 1週間に1回 |
脱毛ラボ | 2週間に1回 |
トリア | 2週間に1回 |
BRAUN(ブラウン) | 1週間に1回 |
LAVIE(ラヴィ) | 10日~2週間に1回 |
ヤーマン | 2週間に1回 |
PHILIPS(フィリップス) | 2週間に1回 |
CyDen(サイデン) | 1週間に1回 |
家庭用脱毛器の多くは脱毛効果を高めるため、1~2週間に1回の頻度を推奨。
家庭用脱毛器はエステサロンと同じ『キセノンランプ』の光による脱毛方式を採用しています。
脱毛器から出る光は、毛周期の中の『成長期』の毛に反応します。
毛周期には4つの期間があり、成長期の毛は全体の約20%であると言われています。
脱毛頻度を1週間~2週間に1回にすることで、効率よく成長期の毛に対して照射できるのです。
家庭用脱毛器には『光脱毛』と『レーザー脱毛』の2つのタイプがありますが、どちらも推奨使用頻度は変わりません。
どちらを使用する場合でも、適切な使用頻度を心がけましょう。
毎日の使用はお肌への負担が大きいのでNG
早く効果を期待するあまり、家庭用脱毛器を毎日使いたくなる気持ちはわからなくはないですが、毎日の使用は肌トラブルの原因となってしまうので、避けましょう。
家庭用脱毛器を使う前には、電気シェーバーでの自己処理が必要になります。
電気シェーバーはカミソリと比べてカミソリ負けしにくいとはいえ、肌に負担をかける行為です。
また、家庭用脱毛器の光はメラニン色素に反応します。
その際に熱を発するため、脱毛後には肌にほてりがあったり、肌から水分が蒸発し乾燥状態になるのです。
照射前後の照射部位の『冷却』や照射後の『保湿』が必要になるのは、照射による熱を冷やしたり、肌を乾燥から守るために必要となります。
脱毛は肌にとって負担になることを理解しましょう。
なので、肌トラブルを避けるために脱毛頻度は毎日ではなく、1週間~2週間に1回が推奨されているのです。
継続して使用することで次第に使用する間隔が空いてくる
使い始め~3ヶ月:週に1回、計12回程度
4ケ月以降:1ヶ月~2ヶ月に1回
毛量が多いうちは1週間~2週間に1回という頻度が効果的です。
家庭用脱毛器を継続して使用することで体毛の成長が抑制され、毛量や毛の太さが次第に細くなってきます。
毛が生えてる頻度も少なくなるので、1ヶ月~2ヶ月に1回のお手入れで良くなります。
家庭用脱毛器は、脱毛サロンの脱毛器と比較して照射パワーが小さいので、長期的に継続してお手入れすることが必要になります。
初めは脱毛頻度が高いので少し手間ではありますが、継続して使うことで毛の太さや量が減ってくるので、間隔を少なくすることができるのです。
家庭用脱毛器は毛周期に合わせて照射する!やりすぎはNG!
体毛というのは、3つの周期を繰り返し生え変わりを続けています。
髪の毛も実は、自然に抜け落ちてるって知ってました?
ただ髪の毛の場合は、5年も寿命があるので最高で75cm程度は伸ばすことが可能です。
髪の毛や陰毛にように毛が濃く、長く伸びる毛ほど毛周期のサイクルが長くなっています。
しかし、体毛の場合はもう少し毛周期が短くなっています。
それは部位によって異なり、自然に抜け落ちるのが数カ月~数年まで様々です。
人の毛というのは、1本1本が毛周期のサイクルの期間や時期が異なりランダムにずれるため、通常は一度にまとめて抜けることはありません。
毛周期に合わせた頻度を守ることが、家庭用脱毛器を使う上で一番効率よく脱毛ができる方法なのです。
成長期の毛は全体の20%しかありません
- 成長初期
- 成長期
- 退行期
- 休止期
毛には毛周期という、毛が生えてから抜けるまでの周期があります。
毛周期には『成長期』『退行期』『休止期』の3つの段階があり、家庭用脱毛器による脱毛効果があるのは、この中で成長期の毛のみ。
成長期の毛は全体の20%だと言われています。
そのため、1回の脱毛では全体の毛の20%しか脱毛できないのです。
継続的に家庭用脱毛器による脱毛を行うことで、全ての毛を脱毛するすることができ、徐々に毛が細く生えにくくなるのです。
全身の体毛の毛周期はそれぞれバラバラで、部位によっても毛周期が異なります。そのため、全身脱毛は一度で全部を終わらせることができず、数回に分けて行う必要があるのです。
脱毛器の光は成長期の毛にしか反応しない!
『退行期』『休止期』の毛には『ほぼ無反応=効果が無い』
- 『キセノンランプ』の光を照射するタイプのもの
- 『レーザー』を照射するタイプのもの
家庭用脱毛器は2種類あり、どちらもメラニン色素に反応する性質があります。
『成長期』『退行期』『休止期』という毛周期の3つの段階のうち、メラニン色素があるのは成長期の段階の毛のみです。
成長期の毛は全体の20%と言われていています。
1~2週間の頻度で次の脱毛を行うことで、1回目の脱毛の時に休止期だった毛が成長期に移行し、脱毛効果を得ることができるようになります。
それを繰り返すことで、成長期に切り替わったタイミングの毛の脱毛が行えるので、徐々に生えてくる毛の量が少なくなってくるのです。
毛周期は部位によって1本1本バラバラ。
すべての毛が成長期に入ったタイミングで脱毛するのは不可能です。
普段のムダ毛ケアや生活習慣が原因で毛周期が乱れにより、脱毛効果が低くならないよう気を付けましょう。
- 毛抜きやかみそりによる自己処理
- 生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れ
毛抜きで毛根ごと引き抜くと、毛周期が大きく乱れ脱毛効果が下がります。
自己処理は、できることなら電気シェーバーで優しく剃ってください。
また、脱毛効果アップのためにも、なるべく規則正しい生活習慣を心がけてくださいね。
毎日使用しても効果なし!ムダ毛が生えてくる1~2週間間隔で照射しよう
毎日照射をするとお肌への負担が大きく『火傷』や『埋没毛』といった肌トラブルのリスクが高まります。同じ部位ではなく、部位を分けて使うのは毎日使っても問題ありません。
家庭用脱毛器は、毛のメラニン色素に反応し、熱を発します。
毛周期の中でメラニン色素が濃いのが全体の毛の20%にあたる成長期の毛。
大部分の毛がメラニン色素が反応しない、休止期と退行期の毛なのです。
1日で毛が成長期に切り替わるということもなく、毎日脱毛しても脱毛効果がありません。
- 毛抜きによる自己処理はNG
- 規則正しい生活習慣が大切
また、脱毛は肌に負担をかけるので、始めはムダ毛が生えてくる1~2週間に1回という頻度で照射を行いましょう。
毛周期を理解して適切なタイミングで照射する事で、高い脱毛効果を得ることができるのです。
毛が薄くなってきたらムダ毛が気になる時だけ使用しよう
毛の量が多く太いうちは、1週間~2週間に1回の照射頻度が効果的。6回ほど繰り返す頃には細く生えてくる毛の量が少なくなります。その後は、毛が生えてきたタイミングで家庭用脱毛器でお手入れして下さい。
脱毛の回数が増えてくると、生えてくる毛の量が少なくなってきます。
毛が薄くなってきたら脱毛の間隔をあけると効果的。
ムダ毛が気になる時だけ家庭用脱毛器でお手入れをしましょう。
家庭用脱毛器は、毛周期の中でメラニン色素の量が一番多い『成長期』の毛に対して効果を発揮します。
毛の成長期は2~8週間に1度と言われていて、効率よく脱毛するためには、成長期に合わせた照射頻度を守ることがおすすめです。
家庭用脱毛器は、脱毛サロンと同じ18回程度が完了の目安なっています。
家庭用脱毛の使用頻度についてQ&A
ここでは、家庭用脱毛器の使用頻度について、よくある疑問を質問形式でまとめました。
照射をする上で、お肌への影響って気になりませんか?
医療脱毛やサロン脱毛と違って、家庭用脱毛器は照射パワーが弱く肌へのダメージが少ないので、短い間隔で脱毛しても肌への影響が少ないといわれているのです。
もちろん、正しい使い方や頻度で照射した場合になりますので、後ほど詳しくご説明していきます。
ただ、毛周期が乱れることで脱毛効果が低くなるケースがあります。
- 毛抜きやかみそりよる自己処理
- 毎日の照射など不適切な照射頻度
- 生活習慣の乱れによるホルモンバランスの乱れ
- 不十分な保湿
普段のムダ毛ケアや生活習慣が原因で、毛周期は乱れるものです。
家庭用脱毛器だけに頼るのではなく、正しい知識をつけましょう。
毎日使用した方が早く効果が現れますか?
- 毎日使っても早く効果が出るわけではない
- 肌に負担がかかる
- 照射できる回数が減る
- 時間が無駄になる
毎日使用しても早く効果が現れるということはありません。
家庭用脱毛器は、毛周期の中で『成長期』の毛に対して効果を発揮します。
成長期に合わせて2~8週間に1度の頻度でお手入れをするのが、効果的な脱毛だといえるでしょう。
毎日照射をしても既に照射が完了した毛に対して照射することになるので、ムダ打ちになります。
家庭用脱毛器は照射回数に限りがあるので、ムダ打ちするとカードリッジ交換タイミングが早くなるのです。
経済的にも毎日照射することをおすすめしません。
- 違う部位を照射する場合
- 照射し忘れた箇所があった場合
『脱毛サロン』で脱毛を行う場合、次の施術の予約を取るのに1週間~3週間の間隔で照射する必要があるというのも毛周期との関係があるからなのです。
脱毛して全身ツルスベ素肌を手に入れるためには、時間がかかるということを考慮して、脱毛計画を立てることがポイントです。
脱毛サロンは、予約がなかなか取れないということもあり、インターネットの調査によると、全身毛が生えにくくなるまで2年以上かかったという人が約50%います。
脱毛サロンに通っている方でも、予約が取れない時は家庭用脱毛器を使うと、毛が生えにくくなるまでの期間が短縮されますよ。
どのくらいの期間で効果を実感できますか?
【VIO・脇など】毛が太く量が多い部位:3~7回
【脚・腕】毛が薄い部位:2~5回
家庭用脱毛器の脱毛効果を実感するまでの期間は、毛の太さや量によって個人差や部位によって異なります。
家庭用脱毛器は、毛のメラニン色素に反応するので、VIOや脇といった毛が太かったり、濃い部位はメラニン色素が多いため、強く反応し効果を実感しやすい部位です。
逆に毛の量が少なかったり、細い部分は、メラニン色素の量が少ないので、家庭用脱毛器が反応しにくく、脱毛効果を実感するまでに時間がかかる部位となっています。
体質的に毛が細く薄い方よりも、毛が濃く太い、剛毛な人の方が家庭用脱毛器がより反応するので、毛が生えにくくなるまでの期間は毛が薄い方よりも早いと言われています。
- 同一部位を脱毛する際は週1回のペースでお手入れする
- 日焼け後は肌の状態が落ち着いてから
- 毛抜きを使った場合は2週間待ち照射を再開する
毎日使用するとお肌にはどのようなダメージがありますか?
- 火傷
- 腫れ
- かぶれ
- 毛穴の炎症
家庭用脱毛器は、光またはレーザーの強い熱を毛乳頭に照射するとこで、ダメージを与え、毛の成長を抑えます。
照射によって肌に強い熱を当て続けることになるので、『火傷』や『腫れ』を引き起こしてしまう危険性があるのです。
照射レベルが肌に合わなかったり剃り残しがある場合にも、火傷や腫れを引き起こす原因となるので、剃り残しや照射レベルが高くなり過ぎないよう注意しましょう。
また、ダメージを与え続けられた肌はバリア機能が弱まるので、かぶれや毛穴が炎症し、赤いボツボツができてしまうこともあります。
肌のダメージを最小限にするために、毎日照射ではなく、1週間~2週間に1回の脱毛頻度を守るようにしましょう。
1回の照射で、同じ場所を何度も照射しないよう注意してください。
1~2週間の間隔を開ける場合はカミソリなどで自己処理が必要ですか?
お手入れを行う当日に、毛穴から1~2mm毛が少し生えている状態が脱毛に適した理想の状態です。
1~2週間脱毛間隔を開けた頻度でも、自己処理が必要になります。
1回目の脱毛後、1~2週間経てば、1回目の脱毛の際に毛穴から出ていなかった毛が伸びてきます。
家庭用脱毛器の光またはレーザーは『メラニン色素』に反応し、毛の成長を阻害することで、自然に毛が抜け落ちるという仕組みとなっています。
毛が伸びている状態で照射を当てると、毛乳頭ではなく、伸びている毛のメラニン色素に反応してしまうため、火傷の危険性があるのです。
1回目の脱毛と同じように、家庭用脱毛器でお手入れをする1日~2日前に電気シェーバーを使って、自己処理を行いましょう。
太く長い毛の場合は、刃に毛が絡まってしまうので、事前にハサミで短くカットしておくといいでしょう。毛の長さは1~5mm程度がベスト。
継続して使用しないと効果はありませんか?
家庭用脱毛器では永久脱毛を行うことはできません。『ムダ毛が少なくなる』『ムダ毛が生えにくくなる』といっ減毛・抑毛になります。
家庭用脱毛器は、『脱毛サロン』や『脱毛クリニック』と比較して照射レベルが低く、毛周期の関係で継続的な使用が必要になります。
家庭用脱毛器は、『成長期』『退行期』『休止期』という3段回ある毛周期の中で、全体の20%にあたる『成長期』の毛に対して効果が発揮されます。
1回のお手入れでは、全体の毛の中で80%は処理できていないのです。
人は500万本程度の体毛が生えています。そのうち皮膚の表面に出ている毛は140万本程で、残りの360万本は体内にあるのです。表面に出ているのが成長期のものだとは限りませんので、継続して照射することが大切だといえるでしょう。
お手入れの回数が増えてくると、処理できる毛の割合も増えてくるので、継続的につかうことで脱毛効果が高まります。
また、家庭用脱毛器は、素人でも扱いやすい照射レベルまで抑えて作られています。
そのため、医療脱毛のレーザー脱毛と比較すると、毛根を破壊し毛の再生が出来ない状態までの照射エネルギーはないのです。
しかし、継続的に使用することで、毛が生えにくくなってくるので、脱毛頻度は少なくなりお手入れが楽になるというメリットがあります。
家庭用脱毛器の使用頻度のまとめ
脱毛効果を高めるための家庭用脱毛器の使用頻度は、以下の通りです。
4ケ月以降:1ヶ月~2ヶ月に1回
使い始めは毛の量が多く太いので、1週間~2週間に1回と頻度が高いのですが、3ヶ月ほどすると徐々に毛が細く薄くなってきます。
そうなると、1ヶ月~2ヶ月に1回と頻度を低くしてOK!
家庭用脱毛器は『成長期』『退行期』『休止期』という3段回ある毛周期の中で、全体の20%にあたる『成長期』の毛に対して効果が発揮されます。
適切な頻度で継続的に照射を行うことで、成長期の毛に対して効果的に照射を行うことができるのです。
また、家庭用脱毛器による脱毛は、光やレーザーによって肌にダメージを与える行為になります。
適切な使用頻度を守り、効果的で肌にやさしい脱毛を行いましょう!